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ニュースリリース

【タイムズ24】旅行でのカーシェアリング利用が増加 
約4割は公共交通機関との組み合わせ利用経験あり

2018年7月3日

 

タイムズ24株式会社(本社:東京都千代田区、社長:西川光一)は、運営するカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」の個人会員を対象に実施した「カーシェアリングに関するアンケート」の結果を発表いたします。

 

 「タイムズカープラス」は、2009年にサービスを開始し、"ミヂカ" "オトク" "ベンリ"をコンセプトに日本で唯一、全国47都道府県でサービスを展開しています。2018年5月末現在では10,740件、21,814台に拡大し、6月3日には会員数も100万人を突破しました。
 今回、タイムズカープラスの個人会員向けにカーシェアリングの利用に関する調査を実施いたしました。調査結果がまとまりましたのでご報告いたします。

 

  調査結果

  ◆入会のきっかけは「近くにカーシェアリングのステーションができた(あった)」がトップ
    タイムズカープラスに入会したきっかけは、約半数の49%が「近くにステーションがあった(できた)」を理由にあげており、2位以下に20ポイント以上差をつけています。
2015年に実施したアンケートでも同じく「近くにステーションがあった(できた)」47%がトップとなっていることから、カーシェアリングが“ミヂカ”にあり、使いたいときにいつでも使える環境にあることが入会のきっかけにつながっていることがわかります。
2018年、2015年ともに、以降、「自家用車を手放した」「住居環境の変化(転勤や引っ越し等)」と続き、3年前と現在で入会のきっかけに大きな変化はありませんでした。<グラフ1>
   
  ◆会員の2割の世帯は自家用車を所有。
      自家用車所有者のカーシェアリング利用理由は「出先での移動手段」が47%
      東日本大震災のあった2011年は「何かあった時の保険」が2割超え
    自身の世帯に自家用車があるかを聞いたところ、「ある」と回答した人は20%で、2011年の2倍となっています。<グラフ2>
家にクルマがありながら、タイムズカープラスを利用する理由は、「出先での移動手段」47%、「家族が使っているときに使えないから」35%、「自分の所有するクルマではなく気を使うため」10%と続いています。
なお、2011年に実施したアンケートでは、「何かあった時の保険」と回答した人が21%と、今回の調査結果6%の3倍以上にのぼっています。<グラフ3>
   
  ◆4割がカーシェアリングと公共交通機関を組み合わせて利用した経験あり
    公共交通機関と組み合わせてカーシェアリングを利用したことがある人は41%となりました。<グラフ4>
利用経験がある人のうち、77%は「電車」とカーシェアリングを組み合わせています。次いで「新幹線」36%、「飛行機」24%と続いています。<グラフ5>
   
  ◆カーシェアリングの利用シーンは「買い物」がダントツ
    利用シーンは、「買い物」が65%でダントツとなりました。次いで「ドライブ」35%、「送迎」29%、「荷物の運搬」26%と続いており、マイカーのように日常的に利用されています。
一方、「旅行」で利用する人も22%にのぼり、2011年の6%から、3倍以上となっています。<グラフ6> 
   
  ◆カーシェアリングを利用すると「行動範囲が広がる」
    カーシェアリングを利用したことで生活にどのような変化があったか聞いたところ、「行動範囲が広がった」が40%で最多となりました。以降、「休日の外出頻度が増えた」17%に続き、12%が「生活が豊かになった」となっています。<グラフ7>
   
  ◆カーシェアリングを利用すると若者のクルマへの興味が上昇
    カーシェアリングを利用したことで、クルマへの興味に変化があったかを聞くと、31%が「以前より興味を持つようになった」と回答しています。若い世代ほど興味を持つようになった割合が高く、18歳~24歳では72%、25歳~29歳では60%にのぼり、実際にクルマに触れ、運転する機会を持つことで、興味が高まることがうかがえます。<グラフ8>
   
  ◆クルマを保有していない人の3割がカーシェアリングを始めてからクルマの購入意欲が高まったと回答
    17%の人が「カーシェアリングを始めてから自分のクルマがほしいと思った」と回答しています。もともとクルマを所有しておらず、タイムズカープラスに入会した人に限ると、12ポイント高い29%となっています。これまでクルマで移動する機会が少ない人ほど、カーシェアリングを利用すると、クルマの“ベンリ”さを実感し、購入意欲も上昇するようです。<グラフ9>

 

 

 タイムズ24がカーシェアリングサービスの提供を開始し、今年10年目に突入しました。タイムズカープラスは、お客様と直接触れ合うことのない無人サービスのため定期的にアンケートを実施し、お客様のご意見を伺っています。
 過去実施したアンケート結果と今回の結果を比較しても、入会のきっかけに大きな変化はなく、いつでも利用できる“ミヂカ”で“ベンリ”なサービスであることが重要だということが改めて分かりました。
 また、日本全国にサービスが拡大したことで、日常使いとしてだけでなく、旅行やレジャーでご利用いただく機会も増えています。
 タイムズ24は、タイムズカープラスをさらにお使いいただきやすいサービスにするため、引き続きカーシェアリング車両の配備を進めていくとともに、“ミヂカ” “オトク” “ベンリ”なサービスの拡充に取組んでまいります。

   調査概要

  調査対象:タイムズカープラスの個人会員
  調査方法:非公開型インターネットアンケート
  調査期間:2018年6月4日~6月6日
  有効回答者数:12,616名

 

調査データ

<グラフ1>

20180703-1

 

質問が異なるため、上記グラフにデータはありませんが、2011年に実施したアンケートにおいて、「入会するにあたりタイムズカープラスに感じた魅力」を尋ねたところ、68%が「ステーションが家や会社など使いやすい場所にある」と回答しました。
7年前も、現在もカーシェアリングが"ミヂカ"にあり"ベンリ"に借りられる環境が重要であることがわかります。

 

【参考:2011年アンケート結果/タイムズカープラスのどこに魅力を感じ入会しましたか上位3位 (n=5,329)】

 

1    駐車場代、燃料費など維持費がいらず料金が安い 82%
2    ステーションが家や会社など使いやすい場所にある 68%
3    24時間いつでも利用できる 67%

 

<グラフ2>

20180703-2
 

<グラフ3>

20180703-3
 
2011年は、東日本大震災の際、公共交通機関がマヒし多くの帰宅困難者が発生しました。この経験から、家にクルマがある人も「何かあった時の保険」としてカーシェアリングに入会したのではないかと考えられます。
※過去アンケートと今回実施の選択項目が異なるため同一の選択項目のみ抽出。


<グラフ4>

 20180703-4   カーシェアリングと公共交通機関の組み合わせ利用経験が「ない」人のコメントには、「近いうちに新幹線と組み合わせて使う予定」、「これから利用したい」などがありました。

 


<グラフ5>
 20180703-5

「その他」のコメントには、「シェアサイクル」や、「フェリー」、「路線バス」といった回答があがっていました。

【参考】
タイムズカープラスは、駅や空港など交通結節点となる場所への車両配備を積極的に行っています。東海道新幹線および山陽新幹線のすべての停車駅へ配備しているほか、全国69の新幹線停車駅に997台を設置(2018年4月末現在)しています。
カーシェアリングと公共交通機関の親和性が高いことから鉄道事業者との連携も拡大させています。

<グラフ6>

20180703-6

 
個人会員の平均利用時間をみると2018年は2011年と比べ21%伸びています。
現在提供している36時間、48時間、60時間の長時間パックも多くの方にご利用いただいています。
2011年のアンケートを実施した当時のタイムズカープラス展開状況は、15都道府県で2,055カ所、2,584台でした。現在では、全47都道府県で10,740カ所、21,814台に拡大しています。
新幹線停車駅や空港など、交通結節点に数多く車両を配備したことから、日常使いとしてだけでなく、旅先での利用も増えていると考えられます。
※過去アンケートと今回実施の選択項目が異なるため同一の選択項目のみ抽出。

<グラフ7>

20180703-7
 
その他では、フリーコメントに「クルマに関する維持費の削減」や、「移動手段の選択肢が増えた」との意見があがっています。
少数ではあるものの、「家族や子どもとのコミュニケーションが増えた」という人もいました。さらには、アンケートを実施すると毎回「彼・彼女ができた」という声も聞かれます。


<グラフ8>
20180703-8


<グラフ9>
20180703-9





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